配筋検査

配筋検査とは、鉄筋コンクリート造建物の工事において、鉄筋が正しく配置されているかどうかを確認する検査のこと。

 

配筋とは、鉄筋コンクリート造の建物における鉄筋の配置のことで、柱・梁・壁・スラブ・基礎など、それぞれの鉄筋の配置と、寸法・数量・種別などを示した図面を「配筋図」といいます。また、コンクリートを打ち込む前に、この配筋図に基づいて正しく鉄筋が配置されているかを設計監理者がチェックすることを「配筋検査」といいます。どちらも、建物の耐久性や強度に直接影響するため、重要な検査といえます。

 

梁とは、建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える部材。マンションにおいては、梁はおもに鉄筋コンクリートで造られる。床を支える梁を「床梁」と呼ぶ。更に、柱と柱で支えられている梁を「大梁」、大梁に支えられている梁を「小梁」と呼ぶ。

 

スラブとは、床のこと。床構造をつくり、面に垂直な荷重を与える板。スラブが厚いほど遮音性が高く、床の振動も少ない。

 

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