登記簿(不動産登記簿)
登記簿とは、登記所に保管されている公簿(公示するための帳簿)のことで、商業登記簿、不動産登記簿などがある。
不動産登記簿には、土地登記簿と建物登記簿の2種類があり、それぞれ「表題部」と「権利部甲区」「権利部乙区」の3部構成になっている。
土地については1筆(1区画)ごと、建物については1個ごとに登記をする必要がある。
(1)表題部
土地:所在・地番・地目(土地の現況)・地積(土地の面積)など
建物:所在・地番・家屋番号・種類・構造・床面積など
(2)権利部(甲区)
所有者に関する事項が記載されている。
その不動産の所有者は誰で、いつ、どんな原因(売買、相続など)で所有権を取得したかがわかる。
所有権移転登記、所有権に関する仮登記、差押え、仮処分など
(3)権利部(乙区)
抵当権など所有権以外の権利に関する事項が記載されている。
抵当権設定、地上権設定、地役権設定など
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